はじめに
ショアジギングをやっていると一度は思いますよね。
「そもそも“釣れる時期”っていつなんだ?」
「潮って結局どれを見ればいいの?」
釣具屋でも先輩アングラーでも、
“それっぽく言うけど曖昧なことランキングTOP2”がコレです。
この記事では、
関東ショアジギングにフォーカスして、
・釣れる時期
・狙い目の潮
・やってはいけない日
をまとめました。
■ 【釣れる時期】年間カレンダー(関東ショア版)
結論から言うと、関東の青物は
「春 → 夏 → 秋」が本番、冬は修行」
です。
● 1〜3月:ほぼ修行期間(ただし一発大物あり)
-
水温が低くて青物の活性も低い
-
爆風+極寒でメンタルも低い
-
釣れるとしたら “寒サバ” か “謎のブリ一発”
この時期に釣りに行っているあなた、かなりの変態(※褒めてます)。
● 4〜6月:春の“プチ回遊期”
-
イワシが寄り始める
-
ワカシ・イナダの小型がパラパラ
-
回遊に当たれば爆発、外すと沈黙
春はとにかくムラが激しい。
釣れたら“春の奇跡”と思ってください。
● 7〜9月:夏のショゴ祭り&青物安定期
-
水温が上がり、小型青物(ショゴ)が元気
-
イナダも動きやすい
-
外房・鹿島灘はベイトがぶっ飛んでくる
ショゴは裏切らない。
(たとえ本命じゃなくても心を癒してくれます。)
● 10〜12月:一年で一番青物が釣れる“秋の最盛期”
-
水温が安定
-
ベイト大量
-
ワラサ〜ブリ級も出る
-
サーフからメタルジグで90m飛ばすだけでも釣れるレベル
本気でショアジギングをやりたいなら秋です。
■ 【潮の基本】ショアジギングで意識すべきはココだけ!
潮の話になると専門用語が多すぎて、
「え、オレ潮博士になりたいわけじゃないんだけど…」
ってなりますよね。
ショアで必要なのはこの4つだけ!
-
潮の動き(=流れてるか)
-
潮位(=高いか低いか)
-
干潮・満潮の時間
-
ポイントの地形と潮の相性
これさえ押さえれば
“潮のこと実はよくわかってないマン” から卒業できます。
■ 【大事①】潮が“動いている”時間が釣れる
青物は潮が動いていないとほぼ口を使いません。
潮がよく動くタイミングはコレ👇
-
上げ7分〜満潮直後
-
下げ7分〜干潮直後
-
曇り+風で海面が動いている時
-
ベイトが騒ぎ始める時
「海が動いてる日=釣れる日」と覚えればOK。
■ 【大事②】大潮=釣れる…とは限らない
初心者が陥りがちなのがコレ。
-
大潮:流れ強いけど速すぎることも
-
中潮:最強に釣りやすい(おすすめ)
-
小潮:潮が緩く釣りにくいが、実は渋い時に強い
-
長潮・若潮:ほぼ休憩日
実は“中潮の朝マズメ”が一番現実的に釣れます。
■ 【大事③】干潮・満潮のタイミングで回遊が変わる
● 満潮前後
-
ベイトが岸に寄る
-
大型青物の接岸率が高い
-
サーフは特に熱い
● 干潮前後
-
流れが効きやすい
-
岩礁帯・堤防が強い
-
小型回遊魚が多め
どっちが釣れる?
→ そのポイントの地形による!
■ 【地形×潮】ここまで読んだ人だけが覚えればいいこと
● サーフ
上げ潮が圧倒的に強い。
ベイトが寄り、青物も岸に寄りやすい。
● 堤防
下げ潮で潮が効く時が激アツ。
潮のヨレができやすい。
● 磯
左右どちらのサラシに潮がぶつかっているかがすべて。
潮が走っている方向にベイトが溜まる。
■ 【釣れない日の特徴】行く前にチェックして回避
以下の条件が3つ以上揃ったら、
その日は“ラーメン食って帰る日”です。
-
無風 & ベタ凪
-
小潮以下で潮がほぼ動かない
-
ベイトの反応ゼロ
-
水色がコーヒー色(濁りすぎ)
-
逆にクリアすぎて海がスケスケ
-
サーフが“湖のように静か”
特に「無風ベタ凪+小潮」は地獄。
■ まとめ
ショアジギングは
「時期 × 潮 × 地形」 の掛け算で釣果が決まります。
難しく感じるかもしれませんが、
まずはこれさえ覚えておけばOK👇
★超重要ポイントまとめ
-
一番釣れるのは 秋(10〜12月)
-
初心者が狙いやすいのは 夏〜秋
-
潮は 中潮>大潮>小潮
-
【釣れる合図】潮が動く+ベイトが騒ぐ
-
【釣れない合図】無風ベタ凪+潮止まり
-
ポイントによって“上げ・下げの差”がある
潮が読めると、釣果は一気に伸びます。
今日から「潮チェック」があなたの釣果を変える日ですよ!


コメント