ショアジギングで「せっかく掛けた魚を結び目でバラした…」なんて経験はありませんか?
それ、結び方(ノット)のせいかもしれません。
実は、ノットの種類と締め方を少し意識するだけで、
ラインの強度を最大限に活かすことができるんです。
この記事では、初心者でも簡単にできる「メタルジグ向けの結び方」を、
実践的な写真イメージを想定しながら詳しく紹介していきます!
🎣 ショアジギングにおける結び方の重要性
ショアジギングでは、PEラインを使うのが一般的です。
しかし、PEは擦れや結束に弱い素材。
そのため、リーダー(ナイロン or フロロ)を結ぶ必要があります。
さらに、ルアー(メタルジグ)をリーダーに結ぶ際も、
結び方次第で「強度が半減」なんてことも…。
つまり、ノットの精度=釣果と信頼性の土台なんです。
🧩 基本構造をおさらい!
ラインシステムはこんな感じ👇
この中で重要なのは「ノット(PEとリーダー)」と「スナップの結び方」。
それぞれに適した結びを選ぶことで、切れない・緩まない・絡まないラインが完成します。
🪢 初心者におすすめのノット3選
① FGノット(最も信頼される王道ノット)
特徴:
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強度100%クラス
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細いPEラインでも安定
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すっぽ抜けにくい
手順ポイント:
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PEラインをリーダーに巻きつけて編み込む(約20回)
-
ハーフヒッチで固定
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ライターでリーダー端を軽く処理して完成
💡 FGノットは最初は難しそうに見えますが、慣れると1分で結べます。
最近は「ノットアシストツール」があると格段に楽になります。
おすすめシーン:
→ 中〜大型青物(ブリ・ワラサ・ヒラマサ)を狙うとき
② ダブルユニノット(簡単&安定)
特徴:
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とにかく簡単
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強度も十分(約80%)
-
現場でサッと結べる
手順ポイント:
-
PEとリーダーを重ねて輪を作る
-
それぞれのラインで3〜4回巻いて締め込む
-
ゆっくりと両側から引いて固定
💬 釣り場でFGノットを結ぶのが面倒なときの救世主です。
慣れてくると、FGより少しだけ太い結び目になる程度で、十分実用的です。
おすすめシーン:
→ サゴシ・サバ・中型青物など、ライトショアジギングに最適
③ クリンチノット(ジグとスナップの接続用)
特徴:
-
最もポピュラーな結び
-
ルアーを素早く交換できる
-
滑りにくく安定
手順ポイント:
-
スナップにラインを通す
-
ラインの端を本線に5〜6回巻きつける
-
輪に通して締める
🔹 注意点:
締め込む際は必ず「唾で湿らせる」こと。
摩擦熱でナイロンが劣化して切れやすくなります。
🧮 強度比較(筆者実測値)
| ノット | 強度(目安) | 難易度 | 向いている釣り方 |
|---|---|---|---|
| FGノット | 95〜100% | ★★★★☆ | ブリ・ワラサなどの大型 |
| ダブルユニ | 80〜85% | ★★☆☆☆ | サゴシ・ライトショア |
| クリンチ | 70%前後 | ★☆☆☆☆ | ジグ・スナップ結束用 |
💡 迷ったら「FG+クリンチ」の組み合わせでOK!
この組み合わせで、初心者でもトラブルが激減します。
🪄 よくある失敗と対処法
| トラブル | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 結び目で切れる | 締め込み不足/摩擦熱 | 湿らせてゆっくり締める |
| ノットが滑る | 巻き回数不足 | FGなら最低20回、ユニなら4回以上 |
| 結び目が大きい | 不均等な締め方 | 均等にテンションをかけて結ぶ |
| PEが傷む | 擦れやすい角度で締めた | PE側を下にして摩擦を分散させる |
👀 特にFGノットで多いのが「巻き回数不足」と「締め込みミス」。
テンションをしっかりかけて編み込むことが、強度を保つ最大のコツです。
🧰 あると便利なノット補助アイテム
初心者にとって救世主的なツールもあります👇
-
ノットアシストツール(FGノットを簡単に結べる)
-
PEラインホルダー(ラインが絡みにくくなる)
-
スプリットリングオープナー(ルアー交換が圧倒的に楽)
💬 「現場で手が冷たい」「風でラインが飛ぶ」なんて日には、これらが大活躍します。
🏁 まとめ:結び方を制す者はショアジギングを制す!
-
FGノット:信頼の王道。最初に覚える価値あり
-
ダブルユニ:現場での簡易結束に便利
-
クリンチ:ルアー交換用の基本中の基本
釣果アップの第一歩は、ラインシステムの安定から。
「面倒だな…」と思う瞬間こそ、釣り人の分かれ道です。
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