「今日は魚がいない」
ショアジギングで釣れない日、多くの人がこう結論づけます。ですが――それ、本当に魚が原因でしょうか?
実は、釣れない原因の多くは「魚」ではなく、人間側の判断・行動・思い込みにあります。 この記事では、ショアジギングで9割の人が無意識に勘違いしているポイントを整理し、 「釣れない理由を正しく切り分ける考え方」を解説します。
結論:魚がいないケースは意外と少ない
まず大前提として。
- ベイトが入っている
- 潮が多少でも動いている
- 回遊魚の実績がある場所
この条件が揃っていれば、魚が“全くいない”可能性はかなり低いです。
それでも釣れないとき、問題になりやすいのは次の3つ。
- ① 魚のレンジとズレている
- ② 魚の目線とズレている
- ③ 状況判断が止まっている
順番に見ていきましょう。
勘違い① 魚は常に広範囲を回遊している
「回遊待ち」という言葉は便利ですが、 回遊=どこでも通るではありません。
実際の魚は、
- 潮が効くライン
- 地形変化(カケアガリ・ヨレ)
- ベイトが溜まる“線”
こうした極端に狭いゾーンを通ることがほとんどです。
▶ つまり
投げているけど、魚の通り道を1mもかすっていない
という状況は普通に起こります。
魚がいないのではなく、撃てていない。 これが最初の勘違いです。
勘違い② レンジは「表層〜ボトム」まで満遍なくいる
釣れないとき、
- 表層 → ダメ
- 中層 → ダメ
- ボトム → ダメ
と雑に探って「いない」と判断していませんか?
重要なのは水深ではなく、通し方です。
- 何秒沈めたか
- どの角度で入ったか
- どの速度で横切ったか
魚は
“その瞬間、その高さ、そのスピード”
にしか反応しないことも多い。
▶ 数字で考えると
水深20mで、反応レンジが2mしかない場合、 90%は空振りゾーンです。
「全部探った」つもりでも、 実際はほとんど探れていないことがよくあります。
勘違い③ 釣れない=ルアーが悪い
釣れないと、多くの人が最初にやるのが
ルアー交換
ですが、これは最後にやる修正です。
先に変えるべきは
- 立ち位置
- キャスト角度
- 通すコース
- 巻き速度
- ロッド角度
これらを変えずにルアーだけ替えても、 同じ失敗を別のルアーで繰り返しているだけです。
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勘違い④ 釣れないのは腕の問題
これは少し意外かもしれません。
実際は、
- 情報量
- 状況整理力
- 仮説→検証の速さ
この差が釣果差になります。
上手い人ほど
- 1投ごとに「理由」を考える
- 釣れない理由を複数残す
- 安易に結論を出さない
▶ 逆に釣れない人は
- 数投で諦める
- 原因を1つに決め打ちする
- 「今日はダメな日」で思考停止
魚より先に、自分の判断が止まっているケースが非常に多いです。
じゃあ、どう考えればいい?
釣れないときは、こう自問してください。
- 魚がいない証拠はあるか?
- 魚が通る“線”を撃てているか?
- レンジとスピードを細かく刻めているか?
- ルアー以外の修正は十分か?
この問いにすべてYESが出て、 初めて「魚がいない可能性」が見えてきます。
まとめ|釣れない原因を魚のせいにしない
- 魚がいない日は、実は少ない
- 多くは人間側のズレ
- 釣果差は判断力の差
釣れない日こそ、
「魚がいない」の一言で片付けない
この姿勢が、 次の1本を引き寄せます。

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