【とにかくスローに誘え!】サバをメタルジグで釣る方法を解説

コツ

ショア(陸)から釣る魚の中でもサバは非常にポピュラーな魚です。
小さい頃に釣れてってもらった堤防でのサビキ釣りでもサバが爆釣した思い出があります。
塩サバ、味噌煮と食卓でも大人気な魚ですね。

私自身、ライトショアジギングで青物狙いの釣りをメインとしていますが、メタルジグで最も数多く釣った魚がサバです。
サバをメインターゲットとしていませんが、それでも数々のサバを釣ってきました。笑
特に、今年は東北の海(青森県八戸、岩手県久慈、等)での釣行が多かったのですが、どの釣り場でもサバの魚影が濃かったです。
その中、発見したサバ釣りメソッドは、いかにスローに誘うかです。

今回の記事では、私自身が数々のサバを釣ってきた中で見つけたメタルジグでサバを爆釣させる方法を紹介します。

ライトショアジギングでのサバ釣りを徹底解説!

【先ずは】サバの特徴

サバは日本近海にも多く生息する回遊魚です。先ずは、釣りに関係する生態を把握しましょう。

釣りに使えるエサ

サバは肉食です。オキアミやイカ、イワシ等の小魚をエサとしています
サビキ釣り等のファミリーフィッシングでも釣ることもできますし、小魚を模したメタルジグでも釣ることができることが分かります。

釣れる時期、時間帯

地域にもよりますが、春~秋、早ければ3月から遅いと11月まで釣ることができます。
ネット検索すると水温14~17度を好んで生息しているという情報も出てきますが、東北太平洋で真夏8月でも入れ食い状態になる魚影の濃さでしたので、それ以上、具体的には水温20度前後でも元気に生息しています。

釣れる時間帯は、他の青物と同様で朝まずめ、夕まずめが最も釣りやすい時間帯です。
ですが、それ以外の日中帯でも問題なく釣れますし、夜釣りでも釣れることがあります。
ただ、夜釣りでサバを狙うのは非効率ですのでお勧めしません。

【準備】必要なタックル、道具

サバは、サババイブとも表現される小刻みな振動が特徴的ですが、大きなサイズになると良い引きをします。ただ、そこまで強いタックルは必要ないです。

  • ロッド:ライトショアジギングロッド、もしくはシーバスロッド
  • ライン:PEライン0.8~1.0号、リーダー:20lb程度
  • メタルジグ:小さめシルエットの20~40g、グローカラー、スローなアクションに適している商品

ライトショアジギングタックル、もしくはシーバスロッドでもOK

ショアジギングで釣れるサバは、大きくても50cm以下で、30cm前後がメインサイズになります。

PEラインの太さは0.8~1.0、メタルジグを40gまでを扱えるライトショアジギング用のMLクラスのロッドで大丈夫です。

メタルジグの選び方

サバは釣れるときは何を投げても釣れます。笑

とは言え、小さめのシルエットのメタルジグをおすすめします。
サバは、ブリ等の青物と比較すると成魚でも小さいため、エサとする魚のサイズも小さくなります。
20~40gのメタルジグを選び、スローアクションに適した商品が良いです。
スローアクションに適した商品は、商品名やパッケージに”スロー”、”フォール”などの記載があり、形状としては平べったいものが多いです。
スティック型の同じ重量のメタルジグと比較しても、平べったい分、全長は短いシルエットの商品が多いです。おすすめのジグも紹介していますので、参考にしてみてください。

カラーはグロー等の目立つカラーをおすすめします。
理由は、濁った海に適しているからです。濁っている=汚れている、ではなく、プランクトンによる濁りです。
サバが餌とする小魚は、プランクトン等をエサにしています。
つまり、プランクトンが溜まっている海には小魚が多く、更にはその小魚を食べるサバも群れで入っている可能性が高いです。
濁りの強い海でも目立つグローカラーをチョイスすることとでサバの目にも留まってくれます。

【釣り方】最も効果的なのはスローに誘うこと!

私自身、サバのみならず、ブリ系の青物等を狙ったショアジギングをしますが、その中では海面を跳ねさせるほど早巻きするスキッピングや、高速ただ巻き等、色々なアクションで魚を誘います。
その場、その時にあったアクションがハマり、釣果に繋がる為、釣れない際は特に、アクションを変えながら釣るのがショアジギングの醍醐味ですよね。

アクション

色々なアクションを何投も何投も試しましたが、サバには圧倒的にスローアクションが効果的でした。
結果として圧倒的に釣果を上げているので、スローアクションがサバに効果的という確信はあります。理由は考察になりますが、サバは群れていることが多く、群れから孤立してまでエサを捕食するために追いかけない習性があるのでは?と考えています。ですから、群れの中に長い時間メタルジグを滞在させ続ける必要がある為、スローアクションが効果的と思います。
サビキ釣りで小サバが大漁、なんてこともありますが、サビキ釣りもアクション不要、その場でプカプカ浮かべてるだけで釣れますよね。

どれだけスローに動かせるか、これがサバの釣果に繋がると言っても過言ではないと思っています。
スローにアクションするだけ、と聞くと簡単そうに感じますが、メタルジグをスローに動かす釣りは非常に難しい釣りだと感じています。

前の記事にも記載しましたが、メタルジグは早いアクションに適したルアーです。

そのメタルジグをスローにアクションさせるためのコツは、できるだけラインを巻き取らない、重量に逆らうイメージでメタルジグを扱うことです。

ラインを巻き取るとメタルジグは竿先に向かって動きます。また、ラインを巻き取ることをやめるとメタルジグは海底に向かって落下していきます。
この2つの力のベクトルができるだけ拮抗するイメージでメタルジグを動かします。

また、その場でゆっくりリフト&フォールするイメージのアクションも効果的です。
堤防の足元までサバの群れが寄ってきている際には、キャストせずともメタルジグを真下に落とし、リールには手を触れず、竿を上下にあおってあげるアクションだけでもサバが釣れます。(スレがかりではなく、ちゃんと口を使ってくれます)

激しいジャークや早巻きでも、もちろん釣れる魚です。ワンピッチジャークをする際もゆっくり、糸ふけを出しながら誘うことをおすすめします。

ポイントの選び方

サバは、沖や潮通しの良いところでなくとも、漁港の湾内まで群れで入ってくる魚です。
上記のとおり、プランクトンをエサとする小魚を捕食しているため、濁った海がおすすめです。ウネリや大雨のあとの河口のように泥交じりの茶色い濁りではなく、緑に濁った海がプランクトンにより濁った海です。

過酷な地磯などを選ばずとも手軽にポイント選びできることもサバ釣りの良いところですね。

裏技

今回はメタルジグでのサバの釣り方を紹介しましたが、それでもサバが釣れない、ボウズだけは避けたいとき、そんな時はジグサビキを使いましょう。

メタルジグに喰わないサバもサビキ仕掛けには反応があるかもしれません。
ショアジギングでのジグサビキを邪道と考える人もいるかもしれませんが、関係ありません。釣れればいいんです。笑

メタルジグと比較して、小さいサイズのサバも反応するので、ボウズ逃れには最高のアイテムです。

 

まとめ

今回は、ライトショアジギングでのサバ狙いについて、紹介しました。

  • メタルジグは小さめシルエットのグローカラー
  • ジグはとにかくスローに動かす

漁港でのサビキ釣りでサバが釣れているシーン、よく目にしますよね。
そんな時はメタルジグをキャストしてみて、大きいサバを釣り狙ってみましょう。

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