はじめに
ショアジギングといえば──
「飛距離がすべて」
と言っても過言ではありません。
…にも関わらず、
隣の人だけ飛距離が2倍、魚も2倍。
「なんで俺のだけショボッと落ちるの?」
そんな経験ありますよね。
この記事では、
今日から確実に飛距離が伸びる方法 を、ユーモアを交えつつ解説します!
■ 飛距離アップの3本柱
飛距離は次の3つで決まります。
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タックルセッティング
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キャストフォーム
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ジグの選び方
この3つを改善すると、
今まで70mだった人は90mオーバーも普通に狙えます。
■ ① タックルセッティングで飛距離を伸ばす
● ロッドは“硬すぎず長すぎず”
10ft前後・MH〜Hクラスが理想。
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竿が柔らかすぎる → しなり負け
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竿が硬すぎる → ジグが乗らない
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長すぎる → 体力が死ぬ
例えるなら「走れるけど疲れにくいスニーカー」を選ぶ感覚に近いです。
● ラインはPE 1.0〜1.5号が最適
太すぎると空気抵抗で…
まるで「パラシュート付きジグ」みたいに失速します。
細いラインは怖い?
→ ショアは根ズレが少ないので案外切れません。
● リーダーは細め+短め
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フロロ20〜30lb・1m前後
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長すぎると抵抗増
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太すぎるとガイド抜けが悪化
リーダーは“出しゃばりすぎない”のがコツ。
■ ② キャストフォームで飛距離を伸ばす
● 9割の人が“腕だけで投げている”
飛距離は
「体全体のひねり×ロッドの反発」
で決まります。
● 正しいフォームのポイント
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足は肩幅
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上半身をしっかりひねる
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テイクバックは大きく
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投げる時は“ロッドのしなり戻り”に任せる
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最後にラインの放出方向を見る
無理に力むと、ジグは飛ばずに肩が壊れます。
キャスティングはパワーじゃなく“しなりの使い方”です。
■ ③ ジグ選びで飛距離を伸ばす
● 細身×後方重心が絶対有利
飛ばしたいなら
「リアバランスの細身ジグ」 一択。
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空気抵抗が少ない
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姿勢が安定する
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ラインとの絡みも減る
● 飛距離を出しやすいウェイト
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30〜40g:万能
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50g:爆風時の切り札
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60g:外房サーフの“パワープレイ用”
ただし60gを全力で投げ続けると、肩が壊れる可能性アリ。(経験談)
■ 今日からできる“飛距離10mアップの裏ワザ”
✔ ジグのアイを軽く潰して平らにする(空気抵抗が減る)
✔ スナップを小型にする
✔ FGノットのコブを極限まで小さく
✔ リールのスプールいっぱいまでラインを巻く
✔ 風下へ向けてキャスト(これが最強)
釣り場で、何気なく風下に投げ続けてる人がいたら…
“わかってる人”です。
■ それでも飛ばない人へ
以下のどれかに当てはまってませんか?
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ロッドが柔らかすぎ
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テイクバックが小さい
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力みすぎ
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リーダーが太すぎ
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キャスト方向がズレてる
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リールのスプールに糸が足りない
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ジグが空中でクルクル回転してる
特に多いのが
「空中クルクル問題」。
これは、
・リアバランスじゃない
・ラインがヨレてる
・スナップが大きい
このどれかです。
■ まとめ
飛距離アップは
タックル × フォーム × ジグ選び
の3点を見直すだけで、劇的に変わります。
そして──
飛距離が伸びたその日から、
釣果も伸びます。
ショアジギングの世界は、
「あと10m」で景色が変わる釣り。
ぜひ今日から試してみてください!

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